離れていても

栃木の不妊専門鍼灸院で働いていた時、私は毎日10人以上の患者様を診させていただいていました。

本当に毎日駆け抜けていて、9時から21時までほぼ休憩もなく働き、夜にはやりきってバタッと倒れて寝る日々でした😂


でもとても楽しくてやりがいがあって、大好きな毎日でした。

一人一人の患者様とお話ししたこともすごく覚えているし、懐かしい気持ちになります。

ウィンナーコーヒーのことを教えてもらった時、ウィンナーがささってるコーヒーだと思って患者様と爆笑したり...☕️

旦那様が面白くて面白くていつもいろんなことを教えてくれるご夫婦がいたり...👨🏻👩🏻

誰よりも体想いの患者様が布ナプキンを私に勧めてくれたり...✨

私の原点になる職場でした。



そんな栃木の患者様から妊娠しました!とか、先生元気ですか?とかたまに連絡をいただきます✉️



昨日も、栃木の患者様が

「明後日移植なのでさくらこ先生パワーをください!」


と連絡をくださいました。


その方はとっても努力家で私がみさせていただいていた当時、ウォーキングをしたり、温活をしたり、いろんなことを頑張っていました。私が最後に辞めるときには、長野は寒いから❄️!とレッグウォーマーをくださいました。今でも履いてます😻

今回の移植は第二子ちゃんのお迎えです。第一子は妊活の末めでたく授かり、元気な赤ちゃんを出産されました💖

こうして長野と栃木にいて、直接鍼をしたりお灸をしてなにかをすることができなくても、

パワーをください!✨✨✨


と思ってもらえて、こんなに大切な時期に連絡をしてくださり忘れないでいてくださるのは本当に本当に幸せなことだなあと思います。



週に1回、一時間会う仲というのは友達以上の関係になります。

他の人に言えないことをなんでも話したり、悔しくて泣いたり、怒ったり、笑ったり、、、そんな時間を過ごすと離れていても想いあう関係になります。





たくさんの患者様が妊娠したときに1番に連絡をくれたり、出産したその日のうちに生まれました!と連絡をくれます👶🏻

旦那さんより先にエコー写真を見せてくれた方もいました。


毎週期、毎週期
思うような結果が出なくて泣いたり落ち込んだり自暴自棄になったりするなか、私も心の中では泣きそうになります。私は淡々と仕事ができません。どうしても想いが強くて、その気持ちを心にドシンと受けてしまいます。

だから、悔しくて辛くなります。

なんでこんなに素敵な人が妊娠しないんだろう、

なんで虐待とかする人のところに赤ちゃんはやってくるんだろう、、、

ほんとに心が苦しくなります。


でも、

嬉しい報告がたまに私を癒してくれます。この仕事をしていてよかったと思わせてくれます。

たとえ妊娠という結果が出てなくても、

😌先生のおかげでポジティブになれた!

とか、

😉今回生理痛がなかったよ!

とか、

😁先生がいてくれるからなんでも話せて楽になった!

など言ってもらうとき心が救われます。



私は神様じゃないから、ポーンと簡単に妊娠させることはできないけれど、辛い時ほど[寄り添う]ということをしていたいと思います。




なかなか結果の出ない時期を一緒に過ごした患者様が、第二子でまたお迎えに行くので私も長野から心を共に過ごしていたいと思います♡

安岡桜子オフィシャルサイト

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