ツイッターで流れてきたおはなし。
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【体外受精によって生まれてくる子供の割合】
1989年 2777人に1人
1999年 99人に1人
2009年 40人に1人
2016年 18人に1人
平成が始まった1989年、今60歳の人が31歳ぐらいの頃かな?「不妊治療」に対する偏見とか、「自然妊娠崇拝」とか、「平成」と共にそっと過去に置いて次に進もうぜ。
こんな内容でした。
これからももっと増えていくと思います。
そして今でも体外受精は自然じゃない!とか科学的だ!とか一歩踏み出せない方がいるかもしれません。
ここからは私の考えで話します。
私の患者さんには体外受精で可愛い可愛いお子さんを授かった方がたくさんいます。
奇跡の塊のような受精卵から写真で見させていただいて、今では3歳になる子も...
その子を見ると、
体外受精がなかったら
この子はこの世に生まれることができなかった命なんだな...と思うのです。
だから、私は体外受精が必要な状況の方はその手を借りるべきだと考えています。
体外受精を行う方は、自然妊娠の方とは違い卵子や精子の時から妊活という名の育児を始めます。
受精卵をみて、綺麗だなあとかすごいなぁと生命の神秘を感じます。
うまくいかなかったり、何度も採卵をしたりしながら生命の尊さも知ります。
だから良い!悪い!とかそういう極端な考えは捨てて、穏やかな気持ちでその手を借りると良いと思います。
ただ、これからの未来を考えていく中で今の子どもたちが性に対する正しい知識をつけ、社会的にも妊娠や子育てをバックアップする環境ができ、体外受精を受けなければいけない人が少なくなればそれはもっと幸せだなあとも思います。
たった数年で、体外受精で使う薬や道具、考え方などはたくさん変化しています。
妊活中の方が、よりよい体外受精に臨めるように今日も願っています。
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