比べない

おはようございます。

この時期になると患者様とよく話題になる話。それは、

親族との関係性について...


妊活している女性にとってスルーできないのが、年末にご実家や義両親のお家にご挨拶等に行く時に妊活について触れられたり、さぐられたり、心配されること。


赤ちゃんはまだ?

子作りはどう?


なんてどストレートに言われることが少なくなってきている?ものの、

遠回しに、

仲良くやってるの?


とか

孫の顔が見たいわ♡


なんてたとえ嫌味がなくてもプレッシャーのなんでもない言葉になってしまう。


そして極め付けは、自分もしくは旦那様のご兄弟などに授かったかわいい赤ちゃんとのご対面。


嬉しいんだけど、どこか悔しい。

なんで兄弟にはこんなに可愛い赤ちゃんがいるのに私は...

と考えてしまう。


そんな自分が嫌になったりして...

とにかく親族に会うのが怖いとか、どういうメンタルで行ったらいいか、傷つくんじゃないか?

という話をたくさん聞きます。


だから今日は比べないことについて話そうと思います。



私たちは自然と人と比べて生きてしまいます。


あの人は子どもがいて幸せそう。

あの人は結婚していないからかわいそう。

あの人はお金持ちでいいなあ。

あの人はいい車に乗っているからきっと給料がいい。


なんて、勝手に判断して比べています。


なにと比べるか、それはただ一つ。

自分です。


自分以外はその判断材料にはなりません。

自分がその人と比べてどうか?気にしているだけなのです。

そんな私も比べてしまうことがあります。なんなら過去の自分と比べてしまうこともあります。

あと、想像上の自分と比べてしまうことも...


そんな時思うのは、

あれ、スタートライン違うよね?


ということです。


例えば、
仲良しのAさん、隣の家のBさん、インスタでよく見る人気のCさん、実の姉のDさん、、、


その人たちと私を比べようとしても

スタートラインがそもそも違う

のです。

生まれた日が違えば、生まれた家、育った場所、学校、部活、両親の仕事、アルバイト経験、資格、考え方、価値観、顔、体、、、ちょっと待って、

全部違う〜😱



そんな相手となぜ比べられるのか?

無理なんです。実質、比べることの実験にもなってないし、

競争すら始められてないんです。


スタートラインが違えばコースも違うんです。走ってる道が違い、景色も違う。全く別物なのに。


なのに、比べて、落ち込む。

比べるというのは同じラインでスタートした徒競走とか、同じ時間から培養始めた受精卵とかそういうものをようやく比べられるのではないでしょうか?

それをスタートラインが違う相手と気づかないまま比べるなんて、、、
やだやだ、もったいない!!
そんな時間がもったいない!


だから私は昨日患者様に言いました


「比べるのをやめて、自分に誇りを持って」


と。

私が好きなアドラー心理学の嫌われる勇気という本に

今という時に強烈なスポットライトを当てる
という言葉が書いてあります

私たちが見ていてほしいのは今の私なんです。過去の私でも未来の私でも、隣の人でもない。

今の私。


自分が苦しんできたこと、辛かったこと、そしていま学んでいることを考え自分にスポットライトを当てたら、誇りが持てませんか?

ドラマの主人公だとしたら、泣いたり笑ったり怒ったりしながらも人間らしくものすごく奮闘してる素敵な主人公じゃないですか?


みなさんには、妊活という最強の命の学びに誇りを持ってほしいのです。

今やっているドラマや映画がもし平坦な人生を写すだけのものだったら、みなさん見ないですよね?

つまらない!


と言って。


みんな主人公たちはいろんな事件や悲劇に巻き込まれながら生きているんです。


私は目の前が見えなくなったら、

今という時に強烈なスポットライトを当てて見て見ます。



そして、、なんだか自分に言い聞かせながら、確認しながら書いてるけれど

私もたまに比べて、奮闘するときもあります。

あの人よりもっと頑張ってやる!
って。

それが自分のためになってて、自分がクリアな気持ちで頑張れるならそれもアリかもしれませんが、


人生を比べる必要はありません。

その人はその人。

あの人はあの人。


比べるなら人生ではなく、勉強とかスポーツとか営業の成績とかならいいかもしれないですね😊



妊活について何か言われたらどうしたらいい?


そしたら、
私はいまこんな治療してて、痛かったり辛かったんだ。と涙してもいい。

そこで気張っていい顔しないで、悲しいけどひたむきにやってるって伝えたらいい。

親戚の赤ちゃんをみてどうしたらいい?


自分のところには来ないと決めつけないで、赤ちゃん可愛い!って心から感じたらいい。私のところにもおいでって温かく抱っこしてあげたらいい。


誰になにを言われるわけでもなく、ただ申し訳ない気持ちがいっぱいで...どうしたらいい?


他の人と比べないで、誇りを持ってシャンと胸を張って会えばいい。


簡単じゃないけど、

そうなれたらいいなと私は思う。


そして、これから妊活してるかも?妊活している親族との会う方たちも、そんな思いを抱えてることを少し感じてあってほしい。

腫れ物に触るように接してほしいと言ってるのではなく、心から話を聞いてあげたり、心から大丈夫だよ、あなた達夫婦が今元気に生きてるだけで私たち親族の幸せだよと思っていてほしい。


そうして、たくさんの人にとって素晴らしい年末になるといいなあと心から願っております。


私は年末、夫の姉の結婚式が山形であります💖💏とっても楽しみ💞✨
義姉の可愛いウェディング姿もワクワクするし、義兄はデザイナーで私たちの結婚式のあれこれを全部作ってくれた方なのできっとお洒落でこだわりの結婚式になるんだろうな〜と想像しています🧡

何より私は夫ファミリーが大好きなのでみんなでゆっくり過ごせる年末が楽しみで仕方ないです。

私も流産を二回したとき、義母に沢山話しました。辛かったことも、悲しかったことも。心から話たから今でもなんでも話せるし、夫の愚痴まで話しちゃいます😱笑 でも夫のことを一番知ってる人だから最高のアドバイスもくれるし、わかるわかる!と共感もしてくれる。

私は母親に勝るものはないと思っているから、義母に勝とうとは一ミリも思ってないし、勝てるわけない。だから、夫の好きな味も教えてもらうし、攻略法も教えてもらいながら幸せだねって言い合える家族になれたらいいなあと思ってます。


今日は車の中でこのブログを書こうと思いつき朝スタバをしたので気分は最高です!はやく帰って準備しないと...

たまにはいつも家で30分ぼーっとしてる時間を外に出て違う空気吸うのもいいですね!

では今日もはりきっていきましょう☁︎︎⋆。˚✩


安岡桜子オフィシャルサイト

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