Q3.さくらこ先生が診ていて、妊娠力が落ちてるなあ、と思う人はどんな人ですか?
というご質問をいただきましたので私の経験の範囲内で回答します。
A.ずばり、"元気がない人"です。
この質問でパッと思った答えです。もちろん他にもたくさんの所見で"妊孕力"(妊娠する力)が下がっているなあと感じるのですが...
一番は、元気がない人です。
元気というのはパワーとか力だけではなく、声や表情、お腹の張り、色、肉付き、動くスピード...いろいろな場所やものの初見を含めてそこに元気があるかどうか?を見ます。
妊活で結果が出やすいのが、元気はあるけれど気の流れが滞っているタイプ。そういう方は気の流れのスイッチを入れる治療をすると通い始めてすぐ妊娠したりします。
え?もう?!?みたいな速さ。
見たり話したりするとすぐわかります。
"あ、この人は早く妊娠するな。"と。
逆に元気がない人は
生きるパワーごと、ごっそりない感じ。
木に例えると、倒れそうというか抜けかけてるイメージ。
そういう方を見ると、少し時間がかかるかな〜...と認識します。
妊活でまず重要なのは、土台がしっかりしているかどうか?だと、わたしは思います。
木が栄養たっぷりのふかふかの土に、根っこをグッとはっているか?どうか。
ドシっと木が立っていれば、しっかりと大きな実を実らせることができます。
しかし、土台が弱く倒れかかっている木は実を作るどころか自分すら立っていられない。風が吹けば倒れてしまいます。
そこで私は実をならせる=赤ちゃん の前に
土台をしっかり作りましょうと治療を始めます。
土台が弱ければ、トツキトオカの妊娠期間〜出産〜産後にとてもじゃないけれど耐えられません。
高齢出産でがんばって出産にこぎつけたのに、産後抱っこやおんぶなどの育児で体が動かなくなって鍼灸に通っていた患者様も多く見ました。
だからこそ、
ドッシリと地に足をつけた生きる力のある人間を目指すことがまず第一優先です。
妊孕力は様々な症状に比例することがあります
足の冷えや運動不足、栄養不足などなどたくさんあると思います。
でも、それらがクリアじゃなくても妊娠する人もいます。
だから妊娠に正解はありません。
絶対もありません。
一番は、元気に生きること。
まずは、"元気"でいてください。
いま、元気がないなあと思うなら、
元気になることをしてください。
妊活のせいで元気じゃないなら、すぐにやめてください。(たぶんそれは確実に悪影響)
妊活は自分を苦しめるためにするものではありません。赤ちゃんはお母さんを苦しめるために生まれてきたいのではありません。
妊活ってなんか体が元気になるし、やってるとワクワクするし、たのしいーーーー!と思える人はそのまま続けてください。
妊活によって日々苦しめられているのならば、
【元気に生きるために、女性として美しくいるためにしたいこと】
を選択してみてください。
それらは必ず妊活につながっています。
●元気でいる
元気でいるということは東洋医学の腎に関わります。腎は成長と生殖をコントロールする臓であり元気を司る場所。腎の不調は元気に現れ、生殖能力の低下につながります。
●美しくいる
美しくいるということは卵子の質に大きく関わります。美容で最も聞かれるのは"抗酸化作用"
体内の活性酸素が増えると、お肌の細胞などが劣化して老化の原因になります。卵子や精子の細胞も同じく活性酸素の影響を受けます。だからこそ、美しくいるためにできることは卵子や精子の質に関わります。
同じことをしていても、
最優先事項に"妊活"ではなく、
元気に、美しく!そのためにしたいこと、やりたいこと、楽しいこと、嬉しいことをする。
それが私のオススメです。
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